2007年06月27日

基本の大切さ

昨日テレビを見ていたら、天才少年書道家ということで8歳の子供さんが紹介されていました。海外の芸術祭で賞をもらったことがあるそうです。

どういう字を書くのかなと思って見ていました。最初はすごいなと思っていましたが、見ていくうちに違和感を感じてきました。何故だろうかと思って書き順を見ると、書き順が目茶苦茶です。「とめ」「はね」「はらい」などの筆の運び方も全く出来ていません。要するにお絵書き感覚で文字を書いているのです。

わたしは1年だけではありますが、習字を習ったことがあります。1年しか習ってないので当然基本しか学ぶことは出来ませんでしたが、そのおかげで毛筆だけは何とか見れるようになりました。習字を習うと書き順の重要性がよく分かります。

みなさんは相田みつをさんのことをご存じでしょうか。相田さんの作品は一見自己流のように思えますが、相田さんは書家に師事しています。きちんと習字を習っていたわけです。習字ではありませんが、画家のピカソの絵を見て、「これは幼稚園児でも書ける。」という人がいますが、とんでもありません。下にピカソの14歳の時の絵を載せておきましたが、これを見てください。素晴らしい技術の持ち主なのです。わたしは多くの画家の絵を見てきましたが、青年の頃(20歳まで)の絵が下手な画家はほとんど見たことがありません。きちんとした技術の裏付けがあってこそ、大人になって独自の絵の世界を確立することが出来たのです。
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番組で紹介された天才少年ですが、もし書道展に出品するとしたら、入選すらもしないと思います。何故なら基礎が出来ていないからです。海外の展覧会で賞をもらったのは、習字としてではなく絵画として評価されたからではないでしょうか。

この少年の感性には素晴らしいものがあると思います。それは伝わってきました。ただ、今のうちにきちんとした習字を習っておかなければ、大人になる頃にはただの人になってしまうのではないでしょうか。感性だけでやっていけるのは子供のうちだけです。テレビを見ながらそう思いました。
posted by 田邉正広 at 14:44 | 熊本 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 宮司の日記

2007年06月26日

雷記念日

今朝、テレビの天気予報を見ていたら、気象予報士の方が、「今日は雷記念日です。」と言っていました。どうして今日が雷記念日なのでしょうか?

延長8年(930)のこの日に平安京の清涼殿に落雷があり、朝廷では大納言藤原清貴をはじめ多くの死者が出たのですが、この落雷は太宰府に左遷された菅原道真公のたたりであるとされたのです。そのことから今日が雷記念日と決められたそうです。

清涼殿落雷の事件から道真公の怨霊は雷神と結びつけられました。そこで、火雷天神が祀られていた京都の北野に北野天満宮を建立し、道真公の祟りを鎮めようとしたのです。以降、道真公を「天神様」として信仰する天神信仰が全国に広まったのです。

菅原道真公は無実の罪を着せられ左遷されたのですが、左遷した側の人間も心に引け目を感じていて、それがストレスになっていたのでしょう。人間はストレスを感じると病気にかかりやすくなります。そのような状態で病気にかかり亡くなった人も多かったのだと思います。原因は自分自身にあるのでしょうが、そうは思いたくないため、それを道真公の怨霊のせいにしたのではないでしょうか。悪いことをしてはいけません。結局は自分に返ってきます。

ちなみに雷がなると「クワバラクワバラ」と唱えるのは、桑原(くわばら)が道真公の領地であり、桑原には雷が落ちなかったので、「クワバラクワバラ」と唱えると雷が落ちないと信じられていたからだ、と一説には言われています。


ウィキペディア参照
posted by 田邉正広 at 11:11 | 熊本 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 宮司の日記

2007年06月24日

ひまわりが咲きました

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境内のあじさいの花が枯れてきたので、昨日は剪定をしました。ばっさり切ったので、だいぶすっきりとした感じになりました。来年も綺麗な花を咲かせてほしいものです。

あじさいと入れ替わるように、境内のひまわりが咲きました。植えるのが早かったとはいえ、まさか6月中に咲くとは思っていませんでした。写真ですと花が大きく見えますが、実際はそんなに大きくありません。丈は2メートル弱といったところでしょうか。まだ1本しか咲いていませんが、これから徐々に他のヒマワリも咲いていくと思います。お参りの際にご覧になってください。

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桔梗(ききょう)も咲いています。
posted by 田邉正広 at 12:03 | 熊本 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 境内の風景

2007年06月21日

食物連鎖

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境内の植物を眺めていると、いろんな虫がいることに気付きます。今年は梅にアブラムシが大量発生したので、どうしようかなと思っていると、テントウムシが集まってきてアブラムシを食べ始めました。いつのまにか葉っぱの上には、たくさんのテントウムシの幼虫が見られるようになりました。テントウムシは幼虫もアブラムシを食べるので、みるみるうちにアブラムシが減っていきました。

しばらくして梅を見ると、何とテントウムシの幼虫が、自分よりも小さいテントウムシの幼虫を食べていました。アブラムシを食べ尽くしたので、共食いを始めたのです。これは衝撃的でした。

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ヒマワリの葉に小さなカマキリがいるのを見付けました。1本のヒマワリに何匹もヒマワリがいるのですが、そんなにたくさん餌になる虫がやってくるのでしょうか?

ここ数年、いろんな花や木を植えているのですが、以前に比べ境内にやってくる虫や鳥の種類が増えたような気がします。小さな虫を大きな虫が食べ、その虫を鳥が食べているのでしょうね。自然というものは良く出来ているなと思います。
posted by 田邉正広 at 14:38 | 熊本 ???? | Comment(8) | TrackBack(0) | 境内の風景

2007年06月20日

骨髄移植に向けて(自己血の採血)

以前にも書いた骨髄提供の話ですが、最終同意も済み、手術の日程も決まりました。

骨髄提供の場合、患者さんの体格にもよりますが、1リットル近くの骨髄液を提供することになります。さすがにこれだけの骨髄液を抜くと体に負担になるので、事前に自分の血液を採取して、手術当日に返血します。

というわけで、先日、自己血の採血に行ってきました。成分献血で何十回も採血の経験があるので、採血されることに抵抗はないのですが、さすがに400ミリリットルも採血されると辛いですね。成分献血とは体の負担が全然違います。成分献血は2週間後から再び献血が可能になりますが、400ミリリットルの場合は男性で12週間、女性で16週間経たないと献血が出来ません。その理由を身をもって理解することが出来ました。

400ミリリットルも採血するので、結構時間が掛かるかなと思ったのですが、10分も掛からずに終わったのには驚きました。お医者さんや看護婦さんも驚かれてました。

あと1回採血をする予定ですが、今度は200ミリリットルになります。スケジュール通りに進んでいるということは、患者さんの手術の準備も順調に進んでいるということになります。このまま順調に行ってほしいものです。わたしも怪我や病気には気を付けたいと思います。
posted by 田邉正広 at 10:25 | 熊本 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | ◎骨髄移植顛末記◎