2007年01月31日

梅が咲きました!

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あっというまに1月も終わろうとしています。「1月は行って、2月は逃げて、3月は去って」とはよく言ったものです。

さて、当社の境内の梅もようやく花を咲かせました。とは言っても、まだ一輪ですが。白梅は咲くのにあと10日くらいは掛かりそうです。臥竜梅はもっと遅そうです。梅の開花の様子はブログでお知らせいたします。

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わたしが梅というと思い出すのが、大阪に住んでいた時に訪れた大坂城の梅林です。この梅林を最初に見た時は、あまりにも美しい風景に言葉も出ませんでした。これをきっかけに梅を好きになりました。大阪を離れてから見に行く機会がないので、また行きたいなと思っています。行ったことがない方はぜひどうぞ。きっと感動しますよ。
posted by 田邉正広 at 14:17 | 熊本 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 境内の風景

2007年01月30日

人は変われる 人生は変えられる

世間では、「便所の落書き」とも称される2ちゃんねる(日本最大の電子掲示板サイト)ですが、わたしは毎日のように「2ちゃんねる」のニュース系の掲示板を覗いてます。何故かというと、一つのニュースに対して人々がどう思っているのかが、とてもよく分かるのです。バイアス(偏向)が掛かってない分、世論調査や新聞の投稿欄よりも世論の動向をつかむことが出来ます。また、「便所の落書き」の中に、素晴らしい言葉を見付けることも出来るのです。

さて、「2ちゃんねる」の掲示板で、高校2年生の女子が飛び降り自殺をしたというニュースが取り上げられていました。この中のコメントで、わたしが思わず納得したコメントを転載します。

人生は自分の思い込み、精神状態がそのまま反映していると気づいた。自分が自分の環境を作ってんだ。だから変えられる。一度変えた経験があるならわかるんだけどな。

このコメントで言っているように、人生は変えられます。そのためには自分を変える必要があります。確かに、自分を変えるのは難しいです。でも、決して変われないわけではありません。実はわたしは高校時代までいじめられてきました。女性とはほとんどしゃべることが出来ませんでした。人前でしゃべるのも苦手でした。社交的とは程遠い人間だったのです。このまま暗い人生を送るのかなと思ったこともあります。

しかし、大学生になった時に、今までのままじゃダメだと思いました。いじめられないよう自信を持とうと努力しましたし、女性とも頑張ってしゃべるようにしました。高校までは部活をやってなく、ひ弱でしたが、バイト先の人と筋トレをすることによって、筋肉を付けました。サークルにも入りました。アルバイトで接客をすることによって、人と上手に接することが出来るようになりました。

気付いたら、いじめられることはなくなりました。女性とも自然にしゃべれるようになりました。人と接することも、得意ではありませんが、人並みに出来るようになりました。体もたくましくなりました。そして、人生って楽しいなと思えるようになったのです。

先日取材があって、大学の時のことやフランスに留学していた時のこと、大阪で仕事をしている時のことなどを聞かれましたが、その時に記者さんに、『田邉さんはいつのことを聞いても、「楽しかったですよ」とおっしゃいますね。」と言われました。これを聞いて思わず苦笑いしましたが、確かに楽しかったです。いじめられていた時のことを思えば、どの時のことも楽しいと思えます。

いじめられていた時は本当にきつかった。何をどうすればいいのかが分からなかったのです。今も辛いなと思う時はあります。でも、今は自分が頑張れば、どうにかなるということは分かっています。それが分かっているだけでも楽です。

自分を変えることは、一朝一夕に出来るものではありません。でも、変えようと思っていたら、5年10年経って昔を振り返ると、今の自分は変わったと思えますよ。自分をもっと信じてください。自分を信じればきっと変われます。変わろうと努力する人を、わたしは応援していますよ。わたしもまだまだ自分を変えていきたいと思います。みなさんも一緒に頑張りましょう。わたしも頑張ります。


いじめ問題については日を改めて、わたしの経験を交えて書きたいと思います。
posted by 田邉正広 at 14:54 | 熊本 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 宮司の日記

2007年01月28日

研修兼視察(その2・太宰府天満宮編)

研修兼視察(その1・九州国立博物館編)の続き。


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博物館を出た後、太宰府天満宮に向かいました。本殿ではちょうどご祈祷が行なわれており、神主さんが祝詞を上げていました。とても上手な祝詞で聞き惚れてしまいました。祝詞は低い声で一定の調子であげるのが正しい上げ方なのですが、独特の節回しで上げる神主さんが結構多いのです。最近はそういう祝詞ばかり聞いていたので、ひさしぶりにきちんとした祝詞を聞けて嬉しかったです。

参拝の後に授与品を見ました。太宰府天満宮の授与品はセンスがいいものが多いなと思いました。お神酒も授与していましたが、さすが天満宮だけあって梅酒なのですね。うちでは授与するのは難しそうですが、ご祈祷に来られた方のための直会のお神酒として召し上がってもらうことは出来そうです。幸い先日ご奉納してもらった臥竜梅は梅の実もたくさん取れるそうなので、今年は梅酒作りに励んでみようと思います。

授与品を見ていると、突然雨足が強くなってきました。時折雷鳴も聞こえます。菅原道真公と言えば雷神としても知られていますが、雷鳴はわたしの参拝を歓迎していると理解していいのでしょうか(笑) 雨足が弱まるのを待とうと思いましたが、時間がないのでおみくじを引きました。ちなみにここのおみくじは季節ごとに色が変わるそうで、今の時期は桃色でした。おみくじ掛けが桃色に染まって綺麗でしたよ。

参拝を済ませ、参道にあるお土産物屋さんで梅ケ枝餅を食べました。有名なお店らしく、とてもおいしい梅ケ枝餅でした。隣の売店では「木うそ」のお土産を購入しました。「木うそ」とは1月7日のうそ替え神事に用いるものです。当社でも昭和30年代まで行なわれていたそうで、いつか復活させたいと思っている神事です。このうそ替え神事について、太宰府天満宮のホームページより転載します。

うそ替え神事は、鬼すべ神事に先立ち、境内広場にて木うそ(7日のみ授与)を手にした人々が注連縄で囲った斎場で「替えましょう 替えましょう」と呼び合いながら、木うそを互いに取り替えることで、一年間に知らずについた嘘やどうしてもつかなければばらなかった嘘を清算し、御神前で天神さまの誠心に変えて幸運を戴き、新しい気持ちで本年を過ごす為の迎春の神事です。

特に『金うそ』を戴かれた方は、さらなる幸運を得るといわれています。うそ替え神事では、6体の『金うそ』(純金)を授与致します。木うそは、天神さまのお使いの鳥といわれている実在の鷽(うそ)を朴(ほう)の木で彫った神縁品で、開運を授かるといわれています。戴かれた木うそは、神棚や床の間等にお祀りして本年の幸運を戴いてください。


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木うそ

梅ケ枝餅をいただいた後、西鉄で天神に向かいました。天神の地名の由来はここにご鎮座する水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)に由来しています。今日は最初から最後まで、まさに天神さんづくしの1日でした。今回の研修兼視察で得たことを、今後に生かしていきたいと思っています。
posted by 田邉正広 at 15:46 | 熊本 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 宮司の日記

研修兼視察(その1・九州国立博物館編)

一昨日(26日)は、研修と視察を兼ねて、太宰府天満宮九州国立博物館で開催されている「若冲と江戸絵画展」に行ってきました。

西鉄の太宰府駅に着いて、お土産物屋さんの立ち並ぶ参道を歩いていると、消防車がサイレンを鳴らしながらやってきました。火事かと思ったのですが、消防車の屋根を見ると訓練の文字が。実はこの日は「文化財防火デー」ということで、訓練が行なわれていたのです。煙も焚かれるなど本格的なものでした。

訓練の様子を横目に見ながら、まずは九州国立博物館に向かいます。九州国立博物館の構想は、明治26年に、太宰府天満宮の第36代宮司である西高辻信厳公によって、「鎮西博物館の太宰府設置」が提唱されたことに始まるそうです。記憶があいまいなのですが、太宰府天満宮は境内地の一部を九州国立博物館の建設のために寄附したそうです。

太宰府天満宮と九州国立博物館はエスカレーターと動く歩道で結ばれており、移動も便利です。動く歩道を抜けると九州国立博物館の建物が見えます。

現在開催されている「伊藤若冲と江戸絵画展」では、アメリカ人のジョー・プライス氏のコレクション600点の中か約100点が展示されています。みなさんは伊藤若冲のことはご存じでしょうか。伊藤若冲についての紹介文を展覧会のホームページより転尊します。

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう、1716〜1800)は、今も京都の台所として賑わう錦小路(にしきこうじ)の青物問屋に長男として生まれました。23歳で家業を継いではみたものの、早々と40歳で隠居し、念願かなって大好きな絵画制作に専念する生活を送りました。85歳の長寿を全うし、最晩年まで飽くことなく意欲的に絵を描(えが)き続けました。また、酒をたしなまず、生涯独身であったとされています。


伊藤若冲はわたしの好きな画家さんの一人です。江戸時代の絵と言えば、浮世絵と狩野派の絵という印象しかなかったわたしが、若冲のことを知ったのはテレビ番組です。たまたまその直後に金刀比羅宮の奥書院で若冲の「百花図」(通常非公開)を見て、あまりの緻密な筆致に思わず引き込まれてしまいました。わたしはこの絵を見たことがきっかけで、日本画を興味を持つようになりました。

今回の展覧会では若冲を中心に江戸琳派の作品が展示されていました。今回の展覧会で興味深かったのは、動物や鳥を描いた作品が多かったことです。プライス氏は動物がお好きなのでしょうね。また、見ていて優しい気持ちになれる絵が多かったです。プライス氏のお人柄なのでしょうか。

企画展を見た後、常設展も見に行きました。さすが国立博物館だけあって、常設の展示も充実しています。その中で銅鏡が展示されていたのですが、発掘されたものだけではなく、銅鏡を復元したものも展示してありました。それを覗き込むと、ぼんやりではありますが姿が写ります。古代の人達にとっては神秘的だったのでしょうね。鏡がご神体である神社は多いのですが、その理由が少しだけ分かったような気がしました。

九州国立博物館を出る頃には午後3時を過ぎていました。途中で食事を挟んだとはいえ、約5時間滞在していたわけですから、相当見応えのある博物館であることが分かります。


研修兼視察(その2・太宰府天満宮編)に続く。
posted by 田邉正広 at 15:31 | 熊本 ???? | Comment(2) | TrackBack(0) | 宮司の日記

2007年01月25日

リンク先のご紹介(本職巫女の大和撫子日記)

今日は「お気に入りリンク」のリンク先をご紹介いたします。

本職巫女の大和撫子日記

このブログを書かれているのは本職の巫女さんです。この方は神道や神社のことをよく勉強されていて、感心させられます。とても頭のいい方なんでしょうね。下手な神主さんよりも神道のことに詳しいです。この方は神様を敬う気持ちをきちんと持ってらっしゃいますし、参拝者への心配りも素晴らしいなと思います。このような方にこそ神主になってほしいなと思うくらいです。わたしも見習わなくてはいけません。

ブログでは、一般の方にはあまりなじみのない神社のことを、わかりやすい文章で書いてらっしゃいます。わたしは巫女さんのいる神社では奉職したことがないので、巫女さんの裏事情も知ることが出来て、とても楽しいです。

みなさんもぜひ一度ご覧になってください。
posted by 田邉正広 at 11:11 | 熊本 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク先のご紹介